虫歯治療

削る量を少なく…ミニマルインターベンション(MI)

初期の虫歯であれば、悪くなってしまった部分だけを削除して修復し、健康な自分自身の歯を少しでも多く残す「ミニマルインターベンション(MI)」の概念に基づき、虫歯治療を行います。
なるべく削らず、なるべく痛くない治療を心がけています。

歯科用ルーペを活用し、拡大視野のもとで処置を行うとともに、う蝕検知液を使用し虫歯の部分を確実に除去した後に修復します。
虫歯治療の際は、事前にエックス線写真撮影(レントゲン撮影)を行い、虫歯の範囲を診査します。範囲・深さによって、必要に応じて浸潤麻酔を行います。

虫歯の大きさ・範囲によって修復法が異なります

CO(実質欠損を生じていない初期虫歯)

初期虫歯

歯面清掃を行った後に、フッ化物やCPP-ACP等を塗布し再石灰化を促進し、経過観察とします。

C1(エナメル質に限局した虫歯)
C2(象牙質に達する虫歯)

虫歯

虫歯を除去した後に、コンポジットレジン、インレー、アンレーあるいはクラウンにより修復します。
※修復する範囲や大きさ、使用する材料によっては自費治療となります。

C3(神経に達する虫歯)

初期虫歯

虫歯を除去した後に、神経を取る処置(根管治療)が必要です。根管治療が完了次第、コンポジットレジン、インレー、アンレーあるいはクラウンにより修復します。
※修復する範囲や大きさ、使用する材料によっては自費治療となります。

C4(歯根に達する虫歯)

虫歯

残念ながら抜歯となります。
抜歯した箇所が治癒次第、ブリッジ、義歯あるいはインプラントによる補綴処置が必要です。

※ブリッジ・義歯は使用材料によって、またインプラント治療は自費治療となります。